こんにちは、こんです。
今回は、玉切りしてある丸太を「くさび」という道具を使い、薪割りした感想をお伝えします。作った薪は薪ストーブや焚き火に使います。
薪割りの方法
斧を使う
薪割りといえば、斧をエイッと振り下ろしスッコーンと割れる。そんな風に簡単に考えていました。しかし、直径30~40cmともなると割ることがとても困難でした。
なぜ困難だと感じたか私なりに分析、省みたところ
斧での薪割りが困難になった要因
- 力不足
- 斧を使う経験不足
- ヒットポイント、狙う所が中心だった(太い丸太の場合、中心から割るより外周部から割る・そいでいく方が楽なようです)
来年の冬場に使う薪とはいえ、経験の浅い私でもなるべく楽に、そして、低コストで作る方法を検討し、ためしてみようと思った方法は、以下です。
くさびを使う
「くさび」を使って丸太を割ってみることにしました。
そもそも、少し前の私は薪割り用のくさびがあることを知りませんでした。
そんな私にくさびの存在を教えすてくれたのは、地元の林業家の方でした。
これからの薪ストーブ、薪割りライフのためにチェーンソーの使い方を習いに行ったときに、薪割りの話になり、『くさびを使ったら楽に割れますよー』と教えていただきました。
丸太割りを少し経験し、いきなり斧で割ることに半ば絶望しかけた時、そういえば、くさびというものがあるんだ!と思い出しました。
それから、ネットで商品リサーチ、動画チェックを行い、購入したのが、こちら!!
「薪割り用くさび十文字形」
特徴
- 円錐状で、先端から見ると十字形に引き裂き部の形状がある
- 先端面積が狭いので、食い込みが良い(うまくいくと4つ割りが可能)
- ヘッド部(ハンマーを当てるところ)が直径7.5㎝相当と広いため、ハンマーを当てやすい
- 薪に食い込んだ際、この広い面積による引き裂きが期待できる
仕様(スペック)
- 高さ:21㎝
- 直径:7.5㎝相当
- 重量:2.1kg
- 素材:鍛造鋼
さて、気になる実際の使用での評価は・・・
⭐️⭐️⭐️⭐︎ (星3.5個)
(割りやすいのを星5つとした場合)
使用条件、感想等は以下の通りです。
使い方、感想など
用意したもの
- 本商品(くさび)
- 手持ちハンマー(1kg位のトンカチ)
- 丸太 (直径20cmくらい)
- 薪割り台
- 軍手
使い方 使用の流れ
1.丸太を薪割り台に置く
2.くさびの先端を丸太の中心にあて、支えながらハンマーで数回打ち込む
3.くさびが丸太に食い込んだらハンマーを両手で持ち、力強く数回打ち込む
打ち込むこと10数回。食い込んだくさびによって、ついに薪が割れました!!
(所要時間:2〜3分程度)
感想
- 時間は3分と少しかかったが、比較的少ない力で丸太を割ることができた。(斧で体験したときは、後日 肩や肩甲骨が痛かったが、それも出なかった)
- 椅子に座ったまま、作業が出来て楽で安全。
評価 星3.5の理由
打ち込み回数が多かったために、全体の作業時間が少し長かったからです。
これは、ハンマーの選定(今回のより重たいのにする等)で改善の余地があると感じました。
今後、異なるハンマーや径の太い丸太でも試してみた時は、記事をアップしますのでお待ち下さい。
こんなハンマーが使いやすそう。
まとめ
くさびを使っての薪割りは多少の時間はかかるものの、斧では割りにくい芯の固い丸太に対して
じっくりと正確に安全に、斧ほどあまり力を入れずに割ることができました。
経験を積んで、この木だと斧でいけるなとか、これだとクサビで割るかなどと使い分けると効率よく作業できるかなと思いました。
<追記> 1年ほどの経験を積み、更に薪割りのベテランが教える薪割りワークショップを経験し、くさびの使い方のコツ等をまとめた関連記事はこちら↓
薪割りが大変だー、嫌だなぁと思う前に試行錯誤して無理のないよう楽しめる方法を見つけられたら良いですよね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント