薪棚が必要だけど、買うのは費用がかかり過ぎるなぁと心配していて、それなら作るか!と思うけどもどうやって作るの?私に出来るの?と悩んでいる方に向けて記事を書きました。
本記事は、頑丈な薪棚の簡単な作り方、DIYの方法を設計図面と写真つきで手順ごとに説明しています。
実は、過去に下の図面の左側を作っていて、この記事では右側を増設する写真を使っています。
図面の棚は、薪をたくさん詰めた場合1ヶ月分の1.6㎥を入れられるような大きさです。
あれ?写真と図面が違うと思われるかもしれませんが、作り方は新規でやっても大体同じです。
更にここを知りたい、こんなものはどうやって作るの?などご意見や感想ありましたら、記事下のコメント欄に記入いただけたら、丁寧に返信しますのでお気軽にどうぞ。
作成するもの
屋外用の棚 (2段仕様)
主な用途
薪置き場、薪棚
(タイヤや農具置きなどにも使えそう)
サイズ
横:180cm 奥行:50~60cm 高さ:150cm
材料
- 根太
- 柱
- 横支え側板
- コンクリ土台
- アンカーボルト、ビス、釘
(詳細は図面を参照ください)
作り方
1.コンクリ土台に柱をつける
2.コンクリ土台と柱を横倒しにして、土台付属の金物中央の穴にアンカーボルトを入れる。
3.アンカーボルトを支えながらトンカチで数回叩き軽く埋め込む。
4.土台と柱を起こし、倒れないように支えながらスパナで締め込む。
5.ボルト周辺の4ヶ所の小穴はビス締めをする。
6.下段の棚部の位置を決める。
7.横支えの板をクランプ等で仮固定しながら、根太を載せ、水平器で水平を確認し、横支え板の取付位置を決める。
(鉛筆で柱に水平線、横支え板にビス締めする位置の印をつける)
あとは同じ要領で反対側の板もどんどんビスで固定していきます。
8.長手方向の根太の板も、同様に最終的な水平を確認してから柱にビスで固定します。
9.あとは根太の上に板を載せて固定していけば、ついに完成です!
まとめ
どうだったでしょうか?今回、私は1人で作業をしていて困ったことは柱や板の支え方です。どうしても1人だと長いものは不安定な支えになりがちなので。
その時に役立つのは、このようなクランプです。
これがあれば、1人作業でも安心してスムーズに作業できます。
また、水平を見るための水平器も大活躍でした!こんなのDIYで使うのは大袈裟じゃないかな?と思ってましたが、やはりしっかりしたモノを作るためにはオススメです。
さて、今回の記事であなたも棚を無事に作れたでしょうか?図面の寸法は目安として、材料が揃えばあとは現場で多少変わるものの何とかなります。
困った時はお問合せやコメントをいただけたら返事いたします。
棚に薪を置くよ〜という、あなたには薪の必要量を週ごとや月、シーズン単位でまとめた記事があるので、そちらも一読お願いします。
この量だったらこんな大きさの棚が必要だなとイメージ付きますよ。
最初にも書きましたが、今回の記事で作った棚は、薪をだいたい1ヶ月分の1.6㎥を入れられるような大きさです。
なので、1シーズン分を4ヶ月と考えたら同様なボリュームの棚が4つ必要になりますね。地道にやっていきましょう!
また、薪棚を作るのは大変だという場合は割り切って購入しちゃいましょう。私も二つ目の薪棚はダッチウェストのを購入して屋根だけ付けました。
その方が楽は楽ですからね。
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