DIYで手軽に障子や窓のある部屋の断熱をするのならプラダンがおすすめです。障子や窓へ貼りたい大きさにカットするのも簡単で、接着方法もタッカーでなくても両面テープでもいけるので楽ちんです。
でも、そもそもどんなプラダンを選べば良いのか分からない!両面テープも何を使うのか悩むという方のために記事を書きました。
この記事では実際に自宅でDIYを行いプラダンを障子や窓に貼った私の方法とプラダンの選び方を説明していきます。
この記事を読めば、プラダンの選び方と両面テープの選び方、プラダンの取り付け方が分かります。
プラダン断熱で必要なもの
プラダンを使う断熱で必要なものは以下のものです。
- プラダン
- カッターナイフ
- はさみ
- 両面テープ
- メジャー
- カッターマットや段ボールなど
- 段ボールや雑誌など
- カッターマットか段ボールなど
これらのものを並べると下の写真のようになります。
この中で重要かつ購入で悩んだのはプラダンと両面テープです。
重要なもの[プラダン]
そのわけは、プラダンについては、サイズや厚み、色の種類まで様々なので実際にホームセンターやネットで探す時に自分が必要なのはどれなのかを分かっている、考えておく必要があるからです。
買ってから、あーサイズが小さい!とか厚みがありすぎて障子が開けれない、色が濃くて部屋が暗くなった!とならないように。まずは、しっかりと『サイズ、厚み、色』を考えてプラダンを選ぶと良いでしょう。
プラダンの厚み
プラダンには実は何種類かの厚みのものがあります。
薄いものは多くの場合、「養生プラダン」と呼ばれています。養生プラダンの厚みは2.5mm。養生プラダンと呼ばれないものは4mmの厚みのものが多いです。
幅910mm×高さ1800mmのサイズの場合で価格を比較すると、養生プラダンは230円程度。プラダンは850円程度。なんと3.7倍もします!
どちらを買うべきか私はホームセンターの棚の前で暫く考えました。
そして、コストとおそらく違うであろう効果を考えてこのように決めました!
障子には薄い養生プラダン
窓には厚いプラダン
なぜこのように決めたのかの理由は、障子の場合は外に向かう方向にもう一つ窓があるので、外気からは遠いことが挙げられる。
4mmでなくても多少の熱損失を防げたら良いかな、何とかなるだろう!と思いました。
一方で障子のない、洋室で窓にプラダンを貼る場合はガラスの裏側は外気であり、ガラスを通した熱損失を防いだり、冷気の侵入を防ぐためにもプラダンは厚い方が良いだろうと考えました。
このように使用する場所によってプラダンの厚みを選ぶと良いですよ。
プラダンのサイズ
購入するプラダンのサイズを決めるには、貼ろうと思っている障子や窓の測定がまずは必要です。
小さな障子や窓であったり、断熱したい箇所が少ない場合を除いたら大体は、900x1800mmサイズの物を選ぶ方が良いです。
貼りたい場所によってはプラダン1枚で複数の場所に貼れるかもしれないし。
900x900mmのを2枚買うよりも費用が抑えられるからです。
プラダンの色
養生プラダンは半透明のナチュラルいろですが、4mmの厚みのプラダンはナチュラルやホワイト、更には緑や赤色等さまざまにあります。
よほどこだわりがなければナチュラルが無難ですよね。
ホームセンターが近くになかったり、自宅まで持って帰る方法に悩む場合はネットで買うと配達付きで便利ですよ。
重要なもの[両面テープ]
両面テープ選びと両面テープの貼り方が実は重要なことを買って、実際に施工してから実感しました。
貼る場所にもよりますが、接着力は普通程度。幅は1センチから始めるのが良いでしょう。
両面テープの粘着力
両面テープの粘着力が普通で良い理由は、2つあります。
2番目の理由は正直、盲点でした。しっかりと固定するために剥がしやすい両面テープを選んだんですが、貼り直す時に両面テープごとプラダンをめくったら障子の建具の木が一部だけですが、一緒に剥がれてしまいました。
これでは冬毎にプラダンを付けたり外したりすることで障子の枠が傷んでしまい、元も子もないです。
両面テープの幅
障子の木枠にプラダンを貼り付ける時、思ったよりも貼れるスペースは少ないです。
障子紙が内側にあり、両外側にプラダンが来ますが幅の広い両面テープを選んだところで、実際に木枠に付く範囲は限られます。
テープの無駄を省こうと思って数センチ長さでちぎってから縦にハサミで細く切るなんてことを私はしてしまいました。
それでは重要な材料のことも分かってきたので、ようやく取り付け方の説明をしていきます。
プラダンのカットから両面テープで貼り付けるまでの方法、取り付け方
プラダンをカットするためにはまず、貼る場所の確認が大切です。どのように貼るのかイメージを膨らませます。
貼る場所の確認が大事
例えば、障子に貼る場合でも内側にするのか外側にするのか、貼ってから開け閉めに影響はないのかを考えるのがポイントになります。
障子が4枚ある所の中側の2枚なので、プラダンを室内側に付けても開け閉めする時につかえることはありません。
じゃあ両サイドはどうするのか?考えた結果、室内側の窪んだ場所につけることにしました。
この窪んだ場所につけた理由は、室内からの熱損失を減らしたかったからで、外側に付けるより効果があるだろうと思ったからです。
寸法測定とプラダンカット
取り付け場所と方法を決めたら、慎重に寸法測定をします。上と下の幅、左側と右側の高さなどをメモします。
メモした寸法をプラダンにボールペンなどで印付けたり、線を書いたらいよいよカットです。
先ほどの線を書く作業や、これから行うプラダンのカットで気をつけたいことがあります。
プラダンに強い力を加えないこと
ついつい膝を付いたりするとプラダンが白く変形してしまうからです。そんな変形を防ぐために、段ボールや雑誌などを膝などの下に置いておくと安心して作業できます!
両面テープで貼り付け
プラダンがカットできたら両面テープをカットして貼り付けます。プラダンは軽いので両面テープを付ける場所はプラダンの各辺に3箇所からお好みで良いです。
あまり多く付けすぎると取るときに大変ですし、少ないとポロっと剥がれる事があるので様子を見ながら調整が必要になります。
実際に両面テープで貼った経験から言いますと接着面の汚れや相性で剥がれない限りは寒い時期を越えても取り外してないです。
面倒というのと外すと障子の場合、木が傷みそうなので躊躇しています。外してもまた冬が来る時には付けるんだし!と思うと付けっぱなしでも良いかと考えてしまいます。
なので絶対に剥がすぞーという場合でなければ、わりとしっかりと両面テープで付けることをおすすめします。
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