薪ストーブ おしゃれなパナデロのメリット、デメリット

生活

念願の薪ストーブが家に設置され、冬の夜が楽しみになりました。

薪ストーブのある生活に憧れること5年余り、様々なタイミングも重なりなんとか導入できました。

購入を決めた薪ストーブは、パナデロ社のイスラです。

パナデロのイスラという薪ストーブ

すっきりしたデザインがおしゃれで、一目惚れしてしまいました。この薪ストーブを使って間もないですが、メリットとデメリットをまとめてみました。

パナデロイスラのデメリット

今時点で感じるデメリットとしては

  1. 施工できるプロが限られる
  2. 扉が大きいので、扉を開けた時に灰が床に落ちやすい
  3. 同じく、焚き火の匂いが扉を開けた時に広がりやすい
  4. 扉の左上が黒く煤けやすい

施工できるプロが限られる

施工できるプロ(工務店や住宅メーカー)が基本的に各県に一軒という方針だと、実際に施工をお願いした工務店から聞きました。

なので、パナデロを購入し設置したいと思っても取付対応可能な工務店がお住まいの町から遠かったら

実物の体験や工務店への相談などする際に、距離が遠いことがデメリットになります。

「遠い親戚より近くの他人」みたいに、他のメーカーの薪ストーブが近くで体験できたりすれば、気持ちが変わる場合もありますよね。

なぜ、施工できる工務店が限られるのか?

パナデロはスペイン生まれの60年の歴史あるメーカーです。その薪ストーブを日本に直接輸入しているのが、パナデロジャパンになります。

パナデロジャパンは単なる輸入代理店ではなく、おおもとは美山里山舎という持続可能な生活を実践・提案する団体であり、そこの代表がしっかりと施工できる工務店と取引きをしたいという思いがあるからと聞きました。

数が限られ、遠くなるかもしれないデメリットは裏を返せば、信頼の証とも言えます。

扉が大きくて灰が落ちやすい

扉は前面にあり、内側の前方に灰が溜まっていたら、80センチ近い扉を開けた時にパラパラっと落ちやすい。

落ちにくくするには、うっすらと開けて炉内の炎や煙の動きが収まる数秒を待ってから、開くのが良いです。

焚き火の匂いが広がりやすい

薪の追加などで扉を開けた時に、作業が長引き10秒以上となると、煙の匂いが部屋に広がりがちです。

これを防ぐには、素早い作業とあわせて、イスラの扉下側にある空気調節レバーを閉じる方向にすると効果があります。

扉の左上が黒く煤けやすい

使用前に扉の内側をきれいに拭いても、つけ始めた時に扉の左上が黒く煤けてしまう。

これは、その箇所が温度が低いことが原因だと考えられる。

薪ストーブのデメリット

大義の(さまざまな種類のを含めて)薪ストーブのデメリットとしては

  1. 本体価格同等以上に施工部材や工賃がかかる。
  2. 煙突部材が春より値上がりした
  3. 薪はたくさん必要で時間や費用はかかる

本体以上に設置費用がかかる

薪ストーブ本体がイスラで40万円ですが、設置に伴う煙突や耐熱ボード、工事などの費用で約60万円で合計100万円近くかかりました。

石油ファンヒーターやエアコンと比べると桁違いの初期投資になります。

煙突部材の値上がり

2021年下期に鋼材の値上がりがあり、煙突部材が春の段階よりも使用する分の合計で数万円値上がりしました。

薪がたくさん必要

薪ストーブの燃料となる薪は、思った以上にたくさん必要です。どれくらい必要で、金額や量はどれくらいになるのかをまとめた記事を以前作成したので、気になる方はこちらを参考にご覧下さい。

パナデロ イスラのメリット

  1. 大きな窓で炎が見えやすい
  2. 70センチの薪が入る
  3. ガラス越しの輻射熱が熱いくらい来る

大きな窓で炎が綺麗

窓ガラスが横70センチ、縦40センチもあり、迫力の炎がよく見えます。思わず見とれてしまう、見入ってしまう炎はまるでテレビの画面に映しているみたい。

70センチの薪が入る

多くの薪ストーブが50センチ程度までの薪が入るのがせいぜいな中、このイスラは70センチもの大きさでもドカンっと入れれることが出来ます。

そのおかげでたくさんの薪を入れたり、長い薪を入れて火持ちをよくする事が可能になります。

また、薪作りをする時にも大胆に大まかなカットで良くなるので、薪作りが楽になります。70センチもあるけど切らなくて良いよねってなるので。

前面ガラスから放出される熱があったかい

薪ストーブの本体を通さずに、ガラス越しなぶん熱が前方向に伝わりやすいです。

そのため近くに座っていると顔が火照るくらいあったまります。足元もじんわりとあったまり、もう動けれない感じです。

まとめ

パナデロ イスラの薪ストーブのメリット、デメリットと薪ストーブそのもののメリット、デメリットをまとめてみました。

薪ストーブユーザーになってみて思うことは、多くの先輩ユーザーが言われているように、薪の入手は大変だけどそれを上回る満足感があるということ。

全体的な暖かさ、空気の綺麗さ、夜の静かさや過ごしやすさは、お家時間の満足度を格段に引き上げてくれました

ファンヒーターだといくら使っても足元まで暖まりきらず、そして換気をこまめにしても室内の空気が排気ガスで汚れているため、喘息の発作がでがちでした。

それらの問題が薪ストーブのおかげで解決し、より心も身体も健康になったと実感する日々です。

薪ストーブ導入に悩んでいる方に少しでも役立てたら嬉しいです。

この記事を書いた人
sodatuhibi

こんです。
40代の虚弱体質でこだわり強めの二児の父。
もの作りが好きでDIYが趣味。CAD設計の仕事をしています。
とある雪国で古民家に暮らし、薪ストーブに魅了されています。生活術や道具、アウトドアほか雑記的な内容を記事にしています。
皆様の暮らしに役立てたら嬉しいです。

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